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コインパーキング

片岡 隆太

2016年入社

130台できたのは

「これはヤバイな」と思いました

ー金、返せ!まで言われて。笑

レポーター : 宜しくお願いします。

片岡 : お願いします。

レポーター : 片岡のことはすごく覚えている。

最初は採用ページからのメールの問い合わせでしたよね?

 

片岡 : そうですそうです。笑

レポーター : 凄い印象的だったのが、「コインパーキングをやりたいです」っていう内容で。

事業内容指定で申込ケースがはじめてだったので、びっくりしたのを覚えています。

どうして、「コインパーキング」だったのでしょうか?

片岡 : 僕、田舎に住んでいるんですね。

田舎にあるコインパーキングって駅前とかでしか見かけないんですよ。

車が好きなので、免許を取って、友人といろいろなところに出かけるじゃないですか。そうすると例えば、江ノ島とか、鎌倉とか観光地に行きますよね。そういう場所にはコインパーキングがやたらあるワケです。しかも、使うとなると結構高い金額取られたりしますよね。田舎育ちなので車をコインパーキングに入れる習慣というか常識が無かったので、不思議でしょうがなかったんです。

「ただ車を止めるだけで、何故こんな高いお金払わないといけないんだろう?」みたいな。

そういうことがあって、このビジネスの仕組について知りたいと思ったのが最初のきっかけでしたかね。

レポーター : インタビューする前にいろいろ知っておこうと思って、入社時の履歴書を見せて貰ったんですけど、元々調理学校卒業でしたよね?

片岡 : 父親がずっと飲食系の仕事をやっていたので、その背中を見て育ってきました。「飲食系カッコイイな」と思っていて。

僕も料理することは嫌いじゃなかったですし、特にやりたいことも見つからなかったので、何となく専門学校へ行くという流れでした。

大学も行こうと思っていたのですが、親から「お前は遊ぶだけだから行くな」と言われてしまい…「ま、確かにそうだな」と自分でも思ってしまったので。笑

大学に行かないのであれば手に職を付けるしかないなと思っていて、もっと厳しい環境に自分を置いてみようと思ったのもあって、調理学校の道に進みました。

レポーター : 調理学校は卒業しましたよね?

片岡 : 卒業しました。

レポーター : それでも調理の道に進まなかったのも凄いよね。笑

片岡 : 学校に通っている時に飲食でずっとバイトもしていました。銀座の料亭でしたね。

そこで卒業後の就職も決まっていたんですけど、やっているうちに料理に向いていない自分に気付いてしまったんですよね。苦笑

レポーター : なぜなぜ?

片岡 : ちょっとした塩加減とか、調味料の使い方で味が格段に変わるんですけど、それが僕分からなかったんです。

親方に「これ、もう少し塩足りないから足して」とか言われるのですが、そのもう少しっていうのが全然分からなくて、味覚音痴な自分に気付いてしまったんですよね。

向いてないなと思ってしまって。マクドナルドも食べられなくなっちゃうし…。

レポーター : え、何それ?

片岡 : いや、僕普通にマクドナルドも好きなんですよ。でも、味が分からなくなるからそういうモノは食べるなと教育されるんですよね。笑

マック食えないし…センスないし…もっと広い視野で自分の人生見直してもいいのかな?って感じでしたね。

レポーター : でも、当然そのことを家族に話をするワケだよね?

厳しい環境に自分を置いてみたけど、やっぱり違ったみたいなんです…みたいな感じ?家族は何て言いました?

片岡 : 母親はめちゃめちゃキレていましたね。「金、返せ!」まで言われて。笑

ま、当然ですよね。でも、父親は違っていて賛成してくれたんです。

「料理を一通りやってみて、自分が向いてなくて他にやりたいことがあるんだったら、そっちの道に進んでそっちを全力でやりなさい」って言ってくれて。

レポーター : それですぐ「じゃ、次はコインパーキングへ!」ってならないでしょ。どうやって繋がったんだろ。

片岡 : いや、別になかったので。やりたいことが…

なのでそこから真剣に考えましたよね。後はタイミングもありました。

「このことをもっと深く知りたい」と思っていた時には、もう「コインパーキングしかねぇ」と思ってしまっていたので…。

レポーター : なるほど。

そんなドラスティックな進路経験を経て、イコムに入りました、と。もう4年目?

片岡 : そうですね。

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ー営業が何か知らなかったですね。

レポーター : 最初はどんなことから経験してきましたか?

片岡 : もうこっちに来た以上「何でもやります」って感じだったので、とにかく何も分からないし言われたことを100%やるって感じでがむしゃらにやる感じでした。

でも、イコムはコインパーキングの管理会社みたいなイメージだったので、まさか営業をするとかは思ってもいなくって。

レポーター : え、営業がやりたかったワケじゃなかったの?

片岡 : 営業が何か知らなかったですね。

レポーター : そもそも営業が何かも知らなかった、と。大笑

片岡 : そもそも知りませんでしたね。営業って何するんですか?みたいな感じでした。大笑

でもこれをやれって言われたので、「はい」ってやっていたみたいな感じで。

レポーター : 凄いな、それ!大笑

え、じゃ最初は苦労したのでは?

 

片岡 : 最初は、不思議で、「何でこんないい提案なのに断る人ばっかりなんだろう?」って思ってやっていて、「皆、頭悪いのかな?」って思っていましたね。

「絶対コインパーキングやればお客様的にもいいはずなのに」みたいな。

凄く毛嫌いされることが多くて、不思議で仕方なかったですね。

でも、それも「営業≒断られる」みたいなことが普通にあるじゃないですか?そういうのも知らなかったので、ただひたすら訪問する日を続けることになりましたね

 

一日30〜40件くらいを黙々と…そんなことしている間にすぐ一年が過ぎていましたね。

でも蓋を開けてみたら、一年目は1件契約できれば上出来と言われていたところを、4件の契約をしていました。

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ー僕に取って特別なメンターです

レポーター : 少しイコムという会社のことについても聞いていいですか?

イコムの社風について教えて貰えますか?

片岡 : 風通しいいですよ。

上司だからとかいう理由で何かが言いづらいとかそういうことは全くないです。話は必ず聞いてくれますし。

レポーター : 片岡にとって仕事の相談相手って、誰ですか?

片岡 : 育ての親なので、後藤(常務)さんですかね。やっぱり。

レポーター : 後藤さんは、片岡にとってどんな存在?

片岡 : メンターです。僕の心と精神の管理人です。

実はメンター的な存在は、社内にも社外にもそれぞれいるんですが、後藤さんは僕に取って特別なメンターですね。

僕にとってはジェダイです。笑

たぶん発言する言葉とかの端々で分かってしまうんだと思うんですけど、僕が上がっている時も、下がっている時も全部見抜かれているって感じです。

レポーター : へぇー、じゃ「こんなやり方じゃダメだ」みたいな指摘も結構受けることも多いと?

片岡 : いや、やり方に対して何がダメとかは基本的に言われたことがないです。

言われることはほとんど「在り方」のことなので。

例えば、ちょっと成績が伸び悩んでいる時に電話なんかして「どうしたらいいですか?」みたいな相談することがあるじゃないですか。

そうすると、「その状態がまずい」って指摘を受けます。「こういうお客様についてはこうした方がいいよ」とかは言うんですけど、結局最後は「自分の信じているようにやれ」って言われるんで、やり易いですね。

それこそ上司が否定的にバンバン言ってくるような人だったら、もうそれだけで嫌になってしまうと思うんですけど、むしろ気持ちを上げさせてくれる。

「お前ならまだやれる」「絶対、大丈夫」ってことを言われるとそれだけで上がりますよね。

後藤さんもあらゆる経験をしてきているので、僕が経験してきていることは全て経験しているから見抜かれている感じです。

「そうそう、そういうこと俺もあった」みたいな感じで。

そんなことはしょっちゅうです。だから、ジェダイなんですよ。大笑

圧倒的に経験値が違うし、「やって来た」っていう厚みが違うので説得力があります。

凄いですよね。。

レポーター : そういう意味では完全に子弟関係のような感じに見えるけど。

いや、いい意味で本当に信頼関係のあるという意味でね。

片岡 : そうですね。

レポーター : 弟子として認められた感みたいなことを得られることはあるのですか?

片岡 : あー、けどまだまだであるってことは前提で言うと、「自分の好きなようにやってみろ」とか「お前がそう思うならそうやれ」って言って貰えると認められた感はあります。

それがモチベーションになってもっともっととやろうとなりますね。

レポーター : ちょっと、いい話感じの話になり過ぎてきたから、話題変えてもいいですか?笑

片岡 : どうぞぞうぞ。笑

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ー仕事というか準備とかウォームアップとかそんな感じが近いんじゃないですか?

レポーター : 休みの日なんかは何やっているんですか?

片岡 : 休みの日は、仕事に関する準備時間にあてています。

レポーター : やっぱり仕事しているんだ?笑

片岡 : いや、仕事というか準備とかウォームアップとかそんな感じが近いんじゃないですか?

例えば、車の洗車。靴磨きして、スーツにアイロン掛けて…とか。

でも、金曜日は早めに切り上げて地元の仲間と飲みに

行ったりするようにしているので。

リフレッシュはしていますよ。

金使い荒いんですよね。買い物も好きなので貯金とかはあまりしませんね。笑

 

とか、最近は大阪に遊びに行くのが楽しみで。

大阪好きなんですよ。あの関西の人たちの方言が好きなんですよね。笑

友人が大阪に住んでいるので。なので、宿代は掛からないですし。向こうで美味しいもの食べて飲んで楽しみますね。

旅行も好きです。

連休の時は夏なら絶対伊豆に行きますし。素潜りが好きなので、海に潜りに行きますね。

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ー130台できたのは「これはヤバイな」と思いました

レポーター : 休暇の過ごし方については、期待していたような話は聞けなそうにないのでまた話題を変えますね。笑

尊敬する人物とかいますか?

片岡 : 僕は完全ソフトバンクの孫さんですねー。

世間では最近いろいろ言われていることも多いですけど、あの成功体験がありながらもどんどん新しいことに挑戦していくあの姿勢は本当に凄いなと思っています。

結構飽き性なところもあって、慣れが出てくるといろいろ挑戦したくなったりするんですよね。

コインパーキングでも、それで初めて提案して始めたのが、予約式の「ブルーパーク」だったりするんですけど。

レポーター : 「ブルーパーク」はもともと、どんな出会いだったのですか?

片岡 : イコムでは採用されていない予約式のコインパーキングに興味があって、いろいろ見ている時にたまたまソフトバンクさんが予約式を始めるってことを知って、こちらから問い合わせをしました。

タイミングが良かったのだと思います。担当者の方が直ぐに来てくれて、「協力して一緒にやっていきましょう」ってことになったのは、ラッキーでした。

レポーター : 初の「ブルーパーク」現場ができた時はどうでしたか?

片岡 : いや、「やっと、形になったったな」という感じですね。正直、出来上がるまでは大変な思いもしました。

それこそ提案書つくるのも、契約書つくるのも全部一からなので、「こういうことをやるのってこんなに大変なことなんだ」というのを思い知りましたね。

レポーター : でも、終わった時は「やって、やったぜ!」みたいな感じだったワケですよね?

片岡 : いや、130台できたのは「これはヤバイな」と思いましたよ。

もともと100台を一つの目標にやっていたので、目標もクリアーしてそれ以上の台数ができたのは嬉しかったですね。

ギリギリまで全然決まらなくて、最後にドンと決まった感じもあってやりきった感がありました。

レポーター : 新しいモノ繋がりの話をしましょう。

最近会社の新たなVISIONの共有みたいな話があったじゃないですか?あれについては、どう見ていますか?

片岡 : もっとやった方がいいと思っています。

僕はどちらかで言うとそういうVISIONとかがあった方が動けるタイプですね。

結構いまの若い人たち(同年代)は、そういうの必要にしている人が多いんじゃないかな?そう思いません?

「何のため?」とかそういうの探している人が多いような気がします。

もっと公言していって欲しいものですよね。

正直、会社がどこに向かっているのか分からなくなっていた時が個人的にはあったので、「来たな」と思いましたね。

レポーター : 逆にそういう軸みたいなモノが出てくるのは、営業マンとしてもやり易かったりするのでしょうか?

片岡 : やり易いですね。

これは社外の尊敬する営業マンの先輩との話だったりするのですが、「やっぱり自分が仕事をするうえで、会社の理念が自分の理念になっていた方が、絶対に動きやすい」っていう話があって、そうするとそのためにどうやって動くか?ってことを自分で考えて動けるようになるのでという話で、「確かにそうだな」って思ったりしますよね。

後は、僕がどちらかって言うと、大口叩いてと批判されるくらいの目標を掲げている人と一緒に働いていたいっていうのがあるので、例えば「世界一」みたいなそれくらいのことですね。大きな志を持ってやっている仕事は楽しいですよ。

ただ、もうちょっと深堀っているものがあってもいいかなと思います。笑

大まかでいいんですけど、それに基づいた戦略みたいなこと?とか。

それがもっと具体的な創造に繋がりそうこととか、欲しいかも。笑

レポーター : なるほどね。

片岡 : ま、でも。

自分自身のVISIONとしてはコインパーキングに関してはイコムの中でNo,1になるってものを持ってやっているので、僕はこの達成に向けとにかく一生懸命やるだけです。

そのうえで、会社のVISIONにも貢献する動きにも参加していきたいですね。営業という器だけに縛られず、どんどん挑戦する人でありたいです。孫さんみたいに。笑

レポーター : ありがとうございました。

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